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M女日記

調教 管理 飼育 支配という愛され方 私はマゾだから… 

投稿日:2022-05-18 更新日:

 

たった一人の、心の拠り所

もう4月の半ばだというのに、寒くて雨が街を灰色に染めて、

泣いているみたいでした

わたしの心みたい…

 

 

お部屋に入れてもらって、大きなトレーナーをかぶるとワンピースみたい

いい匂いがして、嬉しくて幸せでした

飼い主の匂いに安らぐ私は

正真正銘、雌犬だなと思ってこっそり笑っちゃいました

 

“ おいで ”と呼ばれるのが、好き…

 

お隣さんに声が聞こえないように布団をかぶると、

きつく抱き締めて下さり、脚を絡められました

ご主人様の胸は、私のふるさとみたい…

恐いものや、くだらない世間の常識から私を護ってくれる

愛の塊みたいです

 

頬を両手で包み込まれたから、ゆっくり視線を上げると

ご主人様の瞳に、私がうつっていて…

潤んで、だんだん見えなくなりました

よしよし、全部わかってる、何も言わなくていい…ご主人様の心の声が聞こえて

子どもたみたいに泣きじゃくりました

 

輝きだしたマゾヒズム

たった一人、心を許せる人

みんな、私の上辺だけを見て、心の奥まで知ろうとしなかった

だから、私も閉ざしてきた

でも、ご主人様だけは心のうんと奥にいる私を引っ張り出して

優しく包み込んでくれました

私の待ち焦がれていた形の愛し方で

 

私はマゾだから

本物のS男性に、マゾとして扱われることで、

はじめて真の自分として生きて、命の煌めきを感じました

 

 

心まで管理される性奴隷

そっと、脚を開かされ

ご主人様は、私のお股を指の腹で確かめるように優しく撫でられました

一昨日、剃毛していただいたたのに

伸び始めている恥ずかしいところを

舌で愛されました

 

私のような立場でご主人様にそこを舐めてもらえる時は

“特別な時、ご褒美の時だけ…”

 

何も言わなかったのに、私の心の中までわかってらっしゃるから

労ってくれたのだと知って、また涙が溢れました

布団に顔を埋めて、声を堪えながら

ご主人様の愛に溶けていきます

 

正座で背中に手首を合わせると、縄を感じて

カチャリ、と心の枷が外れる音が聞こえました

 

縄に与えられる自由を享受して、

ご主人様の足に舌を這わせていたら

「奉仕する姿がさまになってきたな…」

しみじみ私を見下ろす目を見て、許可を得るのも忘れていってしまいました…

 

心まで調教されると、身体に触れられなくても達するんだな…

途方も無い官能の中で、赦されるまで舐め続けました

 

ベッドに上げてもらうとき、緊縛された私の身体に手を添えて

エスコートして下さることに愛を感じます

ご主人様は、紳士的で大人の男です

 

 

 

あたたかいSM

命令通り脚を開くと

割れ目が離れるときに、湿った厭らしい音が聞こえて

恥ずかしいです…と、疼かせていると

おねだりしなさい、と言われました

そういうときの表情が愛おしくて

もう、誰にも見せないでって、狂いそうになりました

「犯して下さい、ごしゅじんさま…」

 

ひとつになれた…心地好い…

縄とご主人様に抱きしめられながら

肌の温もりや、体の大きさ感じて

腕を抑えつけられたときの力強さとか、指のごつごつとした感じ

崩壊寸前の私を、射るように見つめる目に…数え切れないくらい頭が真っ白になりました

 

もう、だめ、と溢しながら

貪欲に求めているのは、すべて見透かされていました

「これがもっと欲しいなら自分で動いてみなさい」

耳が、壊れちゃう…

叫びだしそう…

脳みそを直接、愛撫されているみたい

 

しとしとと降る雨音

飼い主の吐息

あまく、せつない官能の香りの中でおもいました

 

この人になら、殺されてもいい…

 

 

ご主人様のブログです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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