雌の化粧
ご主人様が気に入って下さった、真紅のドレスを着て
髪を結い上げました
首輪を巻き付け、鎖をつけると
身体の奥が、ぽっとしました…
言いつけどおりの、四つん這い
飼い主を待ちながら
淡い期待がおさえられなくて、股縄を濡らしてしまって
あぁ…
そのことで、お仕置きされてしまうかもしれない…
いろんな予感に、吐息が洩れました
十分くらいたつと、ご主人様がいらして
「準備はできた？心もＭになった…？」
「はい、ご主人様…」
調教されるために、鎖に繋がれながら、薄くお化粧をします
飼い主のものとなった唇に、シャネルの紅を丁寧にひきました
服を着たまま床を這い、ご主人様の足を舌で清めます
緊縛され、ご奉仕を続けました
なかなか触れてもらえなくて、身体の至るところがむずむずする…
服を脱いで、心も裸になりなさい…という命令
紅いドレスから脚を抜こうとしたら、もう一度胸まであげなさい、と命じられました
何度もくり返すのが恥ずかしい…
首輪だけになると、心許ない感じだけど
子宮の奥から、じわじわと込み上げる熱い何かが、M性を研ぎ澄ませました
従順な雌犬として、徹底的にしつけられます…
放られた骨を這って取りに行き、口で拾い上げると
ちんちんのポーズで飼い主に渡します
しっぽをつけられ、お尻を振ると
「いい格好だ」と満足そうにおっしゃったから
嬉しくて、もっとふりふりしました
いつものピンクの餌皿で、おやつとお水を戴きます
ぴちゃぴちゃ舐めていたら、頭に足の重みを感じて
身体の芯が熱くなりました…
よしよしと褒められ、服従を示すためにごろんと転がると
お腹やおっぱいを足で撫でてもらえて
哀しいほど感じて、胸がはりさけそう…
ご主人様は剃毛の準備をされているから、
お座りの姿勢で待ちます
今日はどんな格好で剃られるんだろう…
「ベッドに脚を載せなさい…」
お股の正面にご主人様のお顔があって恥ずかしい…
じょりじょり…
微かに伝わる振動
ひだを掻き分けるように丁寧に剃られ、焦らされ…
気がつけば、いっていました…
お股がつるつるになって、丸見えの割れ目を
いつも、ご主人様は愛でるように撫で、見つめられます
剃毛のあとは、あまやかな官能に包まれて…うっとりします…
たぶん、ご主人様も
とっても穏やかなお顔をされているから…
バイブの快楽責め…
「あぁ…もうだめです…お赦しください」
ご褒美の、バイブと鞭
優しく、激しくて
何度もいきなさい、という命令を私は忠実に果たしました
ぐったりした身体を、ご主人様は抱えるように
大切に抱きしめて下さいました…
