首輪を嵌めて、マゾの私に
透き通るような青空が気持ちよくて 車窓から眺める景色が輝いて見えました
もうすぐ、会える…
ご主人様に食べて欲しくて、ポテトサラダを作って持ってきました
今日は一緒にカレーをお料理するから
買い物したり、楽しみだなぁ
おうちにつくと、こたつに入って
冷えた手足をご主人様がさすって温めてくれました
首輪…
カチャリ…と、私の首に巻きつけられます
こっそりとご主人様の目や唇を見ると
股縄のあたりがじんじんとしました…
とろんとした気持ちが押し寄せ
奴隷の私に、ゆっくりと戻っていきます…
性奴隷のつとめの奉仕とご褒美
ほら、お尻を叩かれ、ご奉仕を促されました
お返事してから、ご主人様の履いているものを下ろして
愛しいそれを、じっと見つめてから
そっと手に包みこみます
ちゅっと口づけをして
両方のほっぺたですりすりとします
あっつい…
ご奉仕をしていると、ご主人様は優しく髪を梳いて下さいました
うっとりとしていたら、
ぎゅうっと髪を鷲掴みされました…
さっきよりも、もっと感じてしまい、せつなくなりました…
ご主人様は、私の肩に載せられた脚を絡めると
ビールをごくりとのまれました
「おまえはこういう風にされるのがたまらないんだよな」
あぁ…
昂ぶりに気づかれてしまって恥ずかしい
言葉で責められ、もっと心と身体がしっとりとしました…
また、お尻をペチンとされました
はい、ご主人様
命令を待ちます
「それを外しなさい」
この股縄は、ご主人様がお使いになる時だけ
解いて貰えます…
その時以外は、四六時中、私は股縄で封印されています…
ご主人様以外、たとえ私でもそこに触れることは赦されていません
奴隷になると誓ったときから
オナニーは飼い主の前で以外は禁じられ
いくときもご主人様が、よしと言ったときだけ、
いかせてもらえます…
縄を緩めると、くっきりと残った縄模様を
ご主人様は指先で触れながら、おねだりしなさいと仰いました
「犯して下さい、ごしゅじんさま…」
おうちでご褒美を頂くときは
声を出さないことを約束しました
私にとって難題でしたが
命令は絶対に守らなければなりません
ご主人様に借りた大きなトレーナーを捲りあげて
あついものを私の身体に沈めました…
息をのんで、言われたとおりに動きます
我慢しなさい、という命令によけい身体は追いつめられました…
自分の姿を見なさい、って
パソコンのモニターに、私が調教される動画が再生されました
ピンク色の網タイツを着て、ちんちんのポーズで
オナニーする自分を見て
死ぬほど恥ずかしいのに
どんどん身体はあつくなって、止まらなくて
どうしようも出来なくて…
崩壊しそうでした…
ずっと、ずっと一緒にいたい…
眠い目を擦って、寒い夜空を見上げながら
駅まで送ってもらいます
さよなら…
ご主人様の肩に額をあずけて
ほんの少し抱き合いました
この世界にふたりっきりになったみたいな気分…
何度か振り返るご主人様に手を振って
背中が小さく、見えなくなるまで目で追いました
ホームの隅で風を凌ぎ
自販機で買ったミルクティーで手をあっためます
電車に揺られながら
ご主人様と過ごした時間を思って
あまくせつない幸せに浸ります
「遅い時間に1時間も電車にのって帰るおまえのことを思うと、可哀想で…」
そんな風に気にかけてもらえるだけで充分でした
大切に思われているから、
心が満たされて、帰りの電車も大変なんかじゃありません
それより…
ドアを開けたとき
私の居なくなったしんとした部屋に
一人きりで過ごすご主人様を思うと胸がズキンとします…
部屋に残る、一緒に食べたご飯の香りとか、
私の温もりとか…
“しかたない…” けど
仕方ないよね、だけではどうしようも出来ないときを思うと
ごめんなさいと思って、心がキシキシ音をたてました…
生まれ変わったら、ご主人様のお嫁さんにして下さいと祈ったけど
願わくば、
今生で、ご主人様の側でお仕えできますように…