公開SM調教を命じられました
先日お会いしたとき、ご主人様に、動画で公開調教をする、と言われました…
私にとってはじめての調教で、そういうところを撮影したことは過去にもありませんでした
恥ずかしいから、どうかそれだけはお赦しください…と言ったけど
ご主人様はしばらくの間黙ってこちらを見て、様子を伺っているようでした
“ご主人様の命令には逆らいません、
どんなことにも服従します”
そう誓ったことを忘れたわけではありません…
でも、どうしても恥ずかしい…
私の不安そうな様子を察して、ご主人様は仰いました
すべて委ねて、いつも通り調教を受けるだけで良い、
普段と何も変わらない、と
「よろしくお願いします、ご主人様、
これからも美雨を奴隷として厳しく躾けてください…」
私のために用意してくださった調教の道具がテーブルに並べられ胸がざわつきました
でも、三脚とビデオカメラに、もっとドキドキしました
「撮影してるから、おまえいつもより興奮してるみたいだな…」
あぁっ…
耳もとでそんなことを指摘されると
どうしようもなくって
壊れそうでした…
どうしてなんでもお見通しなの…
私は、身体や心の反応をご主人様に口にされると、とっても感じてしまいます…
ご主人様はいつもと変わらず非情に振る舞い
淡々と調教を進められます
いつもどおりの、
あまいSM せつないSM…
ブログには動画を載せ、
その時に感じたことをありのままに綴りなさい、と命じられました
恥ずかしいですが、ご主人様に私の気持ちが伝わるよう
拙い文章ですが書いていきたいと思います…
ご主人様に誓いながら、思うこと
ホテルの一室はしんとしていました
耳をすますと、カメラがまわる音が小さく聞こえて
ほんとに撮影しているんだ…って緊張してきました
ご主人様は私の頭にすっぽりと目出し帽を被せてくれました
飼い主の匂いがする…私って、ほんとに犬みたいだな、と思いました
いつもと違うシチュエーションに心臓の鼓動はどんどん早くなります
でも、ご主人様の足元に跪くと、だんだん心が落ち着いてきました
ここはやっぱり、私の安心するところ…
ずっと俯いてばかりだった私に
ご主人様は優しい声でこちらを向いてごらん、と仰いました
ほんの一瞬視線が交わります
ずっと見つめていたいけど、そんなことできなくてまた下を向いてしまいました
深く頭を下げるとおでこに床の感触がしました
奴隷誓約書
誓いの言葉は、私が考えました…
奴隷にしていただいて３ヶ月ほどたった頃、自分で奴隷誓約書を書いてきなさい、と命じられたから
一晩中かけて、何度も何度も書き直しました
その時の決意を思い出すからか、奴隷の誓いを言葉にすると
胸がいっぱいになって、涙が溢れてきます
“聞こえない、はっきりした声で言いなさい”
静かな声なのに、
ビシッと言われて、心を鞭で打たれたみたいでした
ご主人様に注意されたり、怒られたりすると、軽く混乱するくらいの不安が押し寄せて
いてもたってもいられない気分になりました
失望させたくない、嫌われたくない、
期待に応えられない未熟な自分を感じて
不甲斐なく思うからです…
「従順で素直な女でいることを誓います
ずっとご主人様の側でお仕えします、
私の人生もご主人様に捧げます…」
声に出して、私の心はまた強くなった気がしました