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公開調教日記

檻の中でご主人様を待つ奴隷 マゾヒズムの被虐の余韻

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私の部屋には、大型犬の檻がある。

これから行く、だから檻に入って南京錠をかけて待ちなさいとメールをした。

鍵は私が持っている。

だから、私が行くまで美雨は檻に閉じ込められたままだということになる。

そのときのこと。。。

 

 

檻の中で待っていた奴隷

 

私は仕事のくだらないつきあいで飲んでいた。

 

メールをしても返事がない。

気にしながら、大工の親方の無理に気張った笑顔を見ていた。

この人も無理をして頑張っているのだ。

きっと母ちゃんやガキのことに気持ちがいっぱいなのだ。

だけど、仕方なく笑う笑顔だ。

その顔が、大人の男のかっこよさでもあった。

 

若いとき、誰でもまっすぐすぎて人を許せなくなる時期がある。

私もそうだったし、みんないろいろ経験しながら年を食っていくのだろう。

そう思うと、右隣のデブも左のはげも、許せる気持ちになった。

 

私はおばあちゃんの仕事が多い。

その方たちの思いやりを学び、やっと人並みに商売で生きていくことができるようになった。

離婚して辛いときも仕事が、おばあちゃんの笑顔が救ってくれた。

 

みんないろいろあり、奥歯で噛みしめて生きているのだろうと思うと真っ赤になったハゲも気にならなくなった。

宇宙は進化に向かっている。

 

適当に切り上げて、部屋に戻った。

 

檻の中で待つ奴隷

 

暗い。

灯りをつける勇気がなくて、そのまま入った。

灯りをつける。

 

美雨は檻の中で寝ていた。

上の足を曲げて、尻と背中が白かった。

美雨は、自分から服を脱ぎ私しか持っていない鍵をかけて檻の中でじっと待っていた。

それが自分の務めだからだ。

主の命令を守るだけ。

 

被虐に酔っていただけではなかった。

私の孤独に向き合おうとしてくれた。

今私は孤独ではない。

美雨が、いる。

 

そしてMとして、自分と向き合い、受け入れて、輝いた。

 

背中がまぶしくて、肩が哀しくて、買ってきたワインとつまみをテーブルにおいて拳を握る。

私は、ちゃんとしなければ嘘だと思った。

美雨は輝いていなければだめだ。

かわいいお母さんで、日常のささいなことに心が揺れる、当たり前のしあわせを一生懸命追いかける女性だ。

そんな女が私の奴隷だ。

 

超えていけ、俺。。。

荷や苦やさまざまを。

そう思った。

 

鍵を外す。

眠ってはいなかったようだ。

私の気配を気づいていただろう。

 

涙の後があって、それでも首輪をつけると四つん這いになっててきた。

ひとりの女としての矜持とプライドに、逡巡しながら、マゾとしての被虐に、その余韻の中にくつろいでいた。

そんな表情だった。

 

M女性の胸の奥

 

被虐のせつなさのあとの、優しさが、あまい。

それを繰り返すと、人の善を信じれるようになる。

純粋な、主従の恋とはそんなものだろう。

 

待っていたのか

はい

さみしかったか

さみしくなかった 安心感があった

 

ハグしながらそんな話をした。

 

縄が欲しいと言ったので厳しく縛る。

少しいじめて解放させて、ほどこうとすると「このままでいたい」

 

SMは、ただのセックスの延長や性欲だけではない。

 

柄にもなく、人生を語る

 

口移しでワインを飲ませる。

美雨は縛られたまま、毅然としていて、逆に私が抱いている腕が震える。

肩を掴んだ手が震えた。

 

被虐のあとはあまさを与えたいのがSで、享受するのがM女だ。

鞭の後の飴はとてもあまい。

 

肩の骨が華奢で、はかない。

私が得意の宇宙の話をした。

私は美雨を縛ったまま膝にのせて、おでこを合わせたり頬を摺り寄せたりして、話した。

 

宇宙は波動でできている。

世界は揺れ動いていて、進化に向かっている。

辛いのは経験のためだろう。

お天道さんは、乗り越えられない試練は与えない。

お互いさまで成り立っているのがこの世界だ。

 

エラそうなことを言いながら、美雨の女を刺激しながら、体の柔らかさを堪能しながら語った。

 

生まれて、生きて死んでいく。

単純に言えば人生なんてそれだけだ。

それでも、ウエルカムと言われて祝福されて生まれてきた。

動物と違って、何年間もお乳やご飯を食べさせてもらえないと生きていけない。

人生は自分だけのものじゃなく、宇宙や他者に貢献する何らかの使命を持って人は生まれてくる。

インドでは、星の運行でその人の生きる意味や役割を割り出す。

目に見えない大きな力が、生まれて生きて死んでいくのを祝福しているのだから、一時的な辛いとかそんなのちっぽけなことでしかない。

社会的な常識などほとんど関係ない。

上っ面の人間関係など、できる限りほかしていい。

 

私は熱くなって、ガンジーやマザーテレサの話をした。

インドの空港で手のない子、足のない子の話をした。

 

美雨は一生懸命、ほんとうにこころから聞いていた。

だから美雨は、いい。

 

人間であり 女であり Mであること

 

きれいな涙と、体の温もりは同時進行できる。

人間だから。

女だから。

 

人は理屈じゃないし、足し算で割り切れるもんじゃない。

もしM性に悩み、苦しんでいるのなら、その辛いと思う感性の鋭さを自分で褒めてあげたらいいと思う。

 

セックス依存 食事依存 酒 に行くのは、辛い部分に蓋をしようとするここころの防衛本能だ。

セックスはステキなものだろうし、飯はうまいうまいって味わえばいい。

 

SMも同じだ。

最初はストレスのはけ口でいい。

人生の荷や苦のはけ口でいい。

それは最初で、実はとても深いし、あまく せつなく 温かいものだ。

 

逃げずに向き合う努力は、必ず報われる。

今の自分を、認めて向き合うと、自分に優しくなれる。

とことん自分の奥を見つめるといい。

 

美雨は、ああんといっておでこを胸にあずけてきた。

きれいごとはもういらなかった。

 

人生は哲学や宗教だけで割り切れるもんじゃない。

道の脇にそっと咲く花のように、寄り道にこそ、すてきなものもある。

力んで人生を語るのには、まだ早かった。

洒脱でいいし、いろいろある。。。

 

ちゃんとわかっている美雨に、私は飼い主として毅然と向き合あおう。

道具箱を美雨のお腹にひっくり返す。

ローターやバイブや鞭、筆、糸が散乱して、人生の理屈を乗り越えようとする男と女だけがいた。

ご主人様に委ねる奴隷と、そのことで奴隷にすがろうとする飼い主のふたりだけだった。

いじめてくださいと言いながら、美雨は少しだけ泣いた。

 

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