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公開調教日記

奴隷の調教 ポーズの命令

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私は、癒やされようとしていた。

私は、満たされようとしていた。

私は自分を、取り戻せるかもしれないと感じた。

 

 

籠の虫

 

小さな小さなホテルの部屋で、ふたりぼっちのその部屋で、私は尋ねる。

感じているのか。。。

濡らしてしまったのか。。。

 

俯いて、次の命令を待つ。

きゅっと結んだ口元を隠すように髪が垂れた。

はにかみを、羞恥を悟られまいとするように、髪が揺れた。

 

ソファに足を組む私の目の前で、叱られた子供のように気をつけの姿勢で、肩を震わせている。

私は非情に徹し、その髪をかきわけ、顔をさらす。

両手の平で頬を挟み、瞳の奥をのぞき込む。

飼い主に心の中を推し量られることに、奴隷として、体は自然に反応する。

睫毛が揺れていた。

 

私はその女(ひと)が書いた文章に思いを馳せていた。

野菜についていたテントウムシを大切に思い、かごに入れ、家族でかわいがろうとして、そして、やがて野に放つ。

自分はこの小さな命のように、飼い主の意のままに飼われ、所有され、弄ばれる。

そのことに、体が反応し、官能に飲み込まれる。

それだけで、いってしまう。

 

マゾヒズムの悦びに目覚めようとしていた。

被虐のせつなさ。。。

管理され、所有される安らぎ。。。

首輪の安堵。。。

緊縛されることで、解放される心。。。

魂が求めていた癒やし。。。

 

感性が豊かだから、ひとつひとつに傷ついて生きていた。

もちろんそればかりではない。

命のすばらしさ、人の善、愛にも向き合い、思いやりに共鳴し、感謝し、それを延長しようともして生きてきた。

だけど、辛さを人一倍感じてしまい、孤独に責められ、奥に隠し続けていたマゾヒズムに身を焦がし、それではいけないと自分で自分を責めていた。

 

ほんとは、私も同じだった。

 

私と真剣に向き合おうとしたし、実際そうであった。

囚われの小さな虫のように、奴隷の自分とも真剣に向き合おうとした。

私の命令を守ろうとした。

主の命令はワンコにとって、絶対だ。

 

自分を虐めるのはもうやめなさい。。。

 

否定し続けた自分をまっすぐにみなさい。

みっともない、汚れた、淫らな自分を直視しなさい。

それはおまえがそう思っているだけで、まっすぐな、健気な自分だ。

教科書や哲学や、理想とおりの生き方なんて、人はできない。

マイナスのこともあり、認めたくないものも、持ってしまっている。

それでも、その奥に、大きな、太古のエネルギーが燃えている。

それは温かく、深く、慈しみに満ちている。

宇宙から授かったそれは、誰にも、すでに完全な形で持っている。。。

 

所有者のために服を脱ぐ

 

私は非情に徹した。

頬を平手で、そっと、そっと叩き、命じた。

着ている物を脱いで、生まれたままの姿になりなさい。。。

 

はい、ご主人様と応え、ゆっくり剥いでいく。

昆虫が脱皮するようだと私は思った。

ボタンを外す指が震えていた。

瞳に涙がたまっていて、瞬きをすると、それはカーペットに落ちた。

 

躾けたとおり、いつものように、私に見せるためにゆっくりと脱いでいく。

恥じらいを失わないから、羞恥に手が止まる。

 

私を盗み見るようにして、視線が会うと、うつむき、諦めたようにスカートを落とした。

私は腕を組み、裸になっていく私の奴隷をただ見ていた。

 

心も裸になりなさいというと、はい、ご主人様。。。

 

下着を足から抜いて、私に渡す。

それも私の調教だ。

私は女にあたっていた部分を表にして、奴隷に見せる。

裸で気をつけの姿勢で、ひっと横を向いて、目を閉じる。

 

ポーズの命令

 

名前を刺繍した首輪をかける。

チェーンでつなぎ、奴隷のポーズを促した。

 

膝立ち。

両手を頭の後ろで組み、肘を大きく開く。

腰をやや突きだし、女を捧げる姿勢は、はかない。

 

奴隷のポーズは、体を検査するポーズでもある。

どうするんだ?

耳たぶを触りながら問う。

体をお調べくださいと口の中だけで答える。

聞こえないから、尻を平手で叩き、復唱させる。

ごめんなさい、と繰り返す声が裏返る。

 

胸に手のひらをあて、包み込む。

内腿をさすり、軽く叩き柔らかさを確かめる。

頭に左手を置いて、右手で膨らみをなぞる。

蟻の門渡りまで濡れていて、そのことを告げると、ごめんなさいと下を向く。

 

次は?。。。

何度も教育したポーズをとる。

後ろを向いて、膝立ちのまま、上体を倒して頭を床につける。

膝をやや開き、背骨を反らして、尻を高く私に掲げる。

それから、両手を背中で組む。

 

もう躾けているから、自ら、尻をお調べくださいとねだる。

尻を叩き、背中をなぞる。

腿の裏側がどこまでも柔らかく、泣きそうになった。

女をねぶると、尻が下がるから、平手で叩くと「はい」とまたせり上げる。

 

そうやって、時間がゆっくりすぎていく。

 

流れくる癒やし

 

自分を解放しようとしているのがわかる。

これまでの逡巡や葛藤を乗り越えるために、私の奴隷になったのだ。

奴隷になったからには、飼い主のための自分でいなければと私についてきた。

ほんとうに一生懸命だというくらいしか表現する日本語はないというほどであった。

 

調教しながら、そんな奴隷の佇まいに私は気づいたことがあった。

生活に、社会に押し流されいたことに、はっとなった。

 

ゆっくりゆっくり癒やされたのは、私のスピリットだったのだと気づいた。

 

そして思った。

ネイティブ・アメリカンのように、アボリジニのように、宇宙のリズムと同調しようとしていたあの頃の自分にもう一度戻ろう。。。

私たちの祖先、縄文の人たちの生き方に感動したマインドを取り戻そう。

縄文時代に戦争の武器は出土していない。

獲物を捕るための弓や矢はある。

だけど人を傷つけるものは、ただのひとつもない。

器のひとつひとつに、思いを込めた文様を施し、精霊を信じ、助け合っていた人々。。。

その魂はアイヌの人たちに、色濃く受け継がれているのかもしれないけれど、私たちの心の奥に、きっとちゃんとある。

 

ただ今に在るだけでいいのだ。

命の輝きに気づいていればいいのだ。

命は、自らの使命として、輝きだす。

 

こっちを向かせて、チェーンを揺らすと、いつものようにメスの四つん這いになった。

もう一度、じゃらんと鳴らすと飼い慣らされた雌犬ようにしずしずと歩きだす。

私は後ろから、もこもこ動く尻を、碧く光る月のように目を細めて見つめていた。

そしてチェーンでつないだまま、鞭を使った。

肌を叩く音と、哀しい喘ぎだけが、部屋に響いた。

誰にも知られることはもちろんなかったけれど、窓の月がおだやかに私たちを見下ろしていて、恥ずかしいからカーテンを閉めた。

 

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