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公開調教日記

はじめてのSM調教 こころを責める

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美雨のはじめての調教。

 

 

瞬間私を見て、横を向いて俯いた。

生まれたままの姿で、両手を背中で組み、体を捧げようとしていた。

それはMである自分のためだ。

M性を確かめようとしていたけれど、ほんとの奥の部分は、そのことで癒そうとしていることに自分では気づいていない。

 

命令を守るため、自分のほんとうに戻るため、足を開いた。

腰を前につきだした、そっとした感じが神聖にさえ見えた。

もう少し捧げるように見せなさい。。。

もう限界だったから、アナルを締めてごらんと命じた。

子宮が締まる。

くいっと前にでて、女が上を向いて、自分で驚いたように いやあと髪を振った。

 

 

体を捧げる

 

人前で、自ら体を見せるのは初めてだっただろう。

セックスは灯りを消して、布団の中だ。

 

ソファで足を組み、腕を組む私の目の前で、生まれたままの姿で、両手を背中で組んで、足を開いて腰をつきだしている。

そのままにさせたのは、自分と向き合わせるためだった。

今の自分の姿を自分で思い、普段の服を着た自分と比べる。

恥ずかしさで頭が白くなりそうになる。

みじめな自分を自分で慰めようとする。

脈が速くなり、体の中心が熱くなる。

視線を意識して、女が締まる。

そうすると、子宮をわずかに刺激して、緩める。

だからそこだけもぞもぞと動いた。

 

それを見られていること、濡れていることを恥じる。

辛く、苦しい中で、心の奥で何か別の感覚がある。

ぞくぞくして、せつなく、懐かしいような哀しさを感じている。

 

そんな感じが表情や仕草でわかった。

 

子宮が痺れてきて、刺激を与えられたくなる。

自分で自分の体を持てあまし始める。

それでもその姿勢を崩せない惨めな自分に、隠していたM性がじーんと痺れる。

 

私は手にとるようにわかった。

網に絡め取られた無力な虫のようにされるままになる自分が、愛しくなる。

内腿をなぞると震えていた。

鼠径部と膨らみの間を指でくすぐり、哀しい喘ぎを引きだした。

 

アリの門渡りをなぞると、我慢できなくなって手でかばおうとした。

 

手首をつかんで、勝手にしたことを責めた。

腰の横を平手で叩いて、ごめんなさいと言わせた。

縄を見せると、瞳は陰りを帯びたのはMだからだ。

後ろ向きで正座 両手を背中で組みなさい。。。

 

はじめての緊縛 股縄

 

囚人のようにうなだれたうなじが細い。

背中が白い。

買い物をしてご飯を作り、笑ったり泣いたりして生きてきた女が、縄で縛られる。

肘を近づけさせ、手首の内側を重ねて、縛った。

そうしないと血管や神経を痛めてしまう。

胸の上に廻した縄は二の腕の上から縛る。

胸の下は腕の内側に廻して、閂をかける。

はじめての縄の感触に、肩が小さく震えていた。

 

厳しく引き絞ると、体の自由を奪われる自分と向き合うから、弱く啼く。

乳房にきっちり食い込ませて、胸の真ん中を引っ張り首に廻すと囚人のようになった。

 

正面にあぐらで座り、顎を持ち上げた。

諦めたように、何かを吹っ切るように体の力を抜いた。

 

腰のくびれたラインに縄を廻して臍から下に垂らした縄にコブを作ると、何をされるのかわかって、ひいいと喉を鳴らした。

 

膝立ち と強く命令すると、諦めたように素直に従った。

返事は?

はい、と泣きそうに答えた。

命令には返事をしなさいと教えると、はいと声を裏返した。

 

頭に手を置いて、女の縦の筋をなぞった。

これから縄を受ける部分を優しく扱った。

コブをあて、左右の膨らみを開いて沈めた。

尻の後ろで引き絞り固定する。

 

正座に戻して、そのまま放っておいた。

敏感になった女を股縄がじわじわと責める。

柔らかい刺激に物足りないから女が締まると、刺激に驚いて力を抜く。

収縮を繰り返していると、豆がこすられ子宮が疼く。

 

反応と喘ぎを確かめながら、胸を揉み込み、乳首を転がすだけで股縄に任せる。

 

やるせなくなってきていた。

 

そのときはまだ、私の奴隷ではないから、私にできることはSMを経験させることだ。

 

心を責める。

正座のまま、足を閉じたり開かせたりした。

腰を前後に振らせた。

股縄の刺激を求めて腰を大きく動かすと、止めた。

おあずけ。。。

動きを止められて、ひんひんと鼻を啜った。

繰り返すと、解放しそうになり、勝手にいったら仕置きだと宣言すると、仕置きという言葉に反応して体をのけぞらせた。

 

はじめてのお仕置きの鞭

 

余韻に浸ってうなだれているのを見て、泣きそうになった。

それでも私はSだから、お仕置きだと宣言した。

背中を向けなさい。。。

膝で立ちなさい。。。

上体を前におとしなさい。。。

頭を床につけなさい。。。

膝を開いて。。。

背中を反らせて尻をつきだしなさい。。。

 

六条鞭で叩くと、あああ‥と体の奥から吐きだすように嘆いた。

はじめての鞭。

最初で最後の鞭。

大人の女の自分が、家畜のように尻を叩かれる。

 

鞭の先で尻をなぞりながら聞いた。

 

どうしてそんな格好をしているのか?

お仕置きですと答えて、自分の言葉に反応して背中を震わせた。

 

どうしてお仕置きされるのか?

かってにいってしまったから。。。

 

ごめんなさい、は?

逡巡していたから強く叩くと、啼いて、ごめんなさいと答えた。

一度打つたびにごめんなさいと繰り返させた。

 

打っては爪先で紅い尻をくすぐった。

 

あん あんと喘ぎがあまくなった。

ああん ああんと子供が泣くように喘ぎが尾を引いた。

 

間を作る。

鼻を啜り始める。

髪で隠れていた顔をさらした。

泣いていた。

 

はじめてで、最後のSM。

 

泣かなくていいと涙を拭くと、いっそう泣いた。

上体を起こし、よしよしと髪を梳いた。

顔を見せてごらんと頭をなぜると、はいと目を閉じたまま、上向いた。

目を開いて。。。

 

いい子だとハグした。

せつない せつない と背中をさすった。

 

はじめての、Mの時間。

 

与えるのは、鞭の後の飴のあまさ。

そして次の責めのための飴。

 

M性のかわいさは、厳しくされたがり、そうされると優しく扱われたいと思う。

そうすると、いじめられたいと感じる。

交互に与える飴と鞭は、じんわり効いてくる。

 

素直にできるな? と聞くと、こくんと頷いたから、はい ご主人様と言わせた。

一度だけの、ご主人様と奴隷の時間だった。

 

コーヒーを入れる間、正座で待たせた。

部屋に香りが満ちて、二人は癒された。

 

寒くないかと聞くと、子供のように、うんと言った。

きっとしょうげきてきだっただろう、わずかな時間だった。

 

季節はまだ寒い。

早く暖かくなれ。。。

 

縄をほどいて、縄のあとをさすりながら、コーヒーを飲んだ。

 

それから首輪をかけてリードで繋いで、厳しく伝えた。

四つん這いになりなさい。。。

 

つづく

 

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