湯を張る間、果てた体をしばらく眺めていた。
大きな波がさり、凪のような穏やかな時間。
体の力を抜いて、私にだけ見せる穏やかなマゾの表情。
後手縛りのまま、縄尻をつかんで引き立てるように浴室に向かった。
首輪で繋いで入浴
縄をほどいた。
肩を押して浴室に入れて、首輪をはめた。
首輪は、チェーンで水栓のカランに、チェーンでいつもつないであった。
痺れが残る体を湯につける。
私は水栓のチェーンを掴んで、湯に浸かるM女を見下ろした。
私に繋がれて湯に浸かっている。
時折、縄のあとをさする。
洗いなさいというと、はいごしゅじんさまと応じ、浴槽からでて椅子に腰かけた。
頭を洗う。
石鹸を体に塗る。
私はチェーンをもって立ったまま、飼い主に首輪でつながれ体をあらう奴隷をじっと見ていた。
石鹸の香りがした。
こっちを向かせたり、足を開いて洗わせたり指示をした。
繋がれたまま、従順に、私に見られながら、私のものである体を清めていく。
シャワーで石鹸を落とすと、彫刻のような肌が水をはじいて光っていた。
この体は私のものだと、チェーンを握っている右手に力を込めた。
お尻も洗いなさい。。。
洗面器に湯をためて、石鹸を溶かし、そこにしゃがんでお尻を湯につけた。
指を入れて丹念に洗った。
再び、体が昂ぶり始めるのがわかる。
見せなさい。。。
返事をして、後ろ向きで膝で立つ。
上半身を倒して顔を床につける。
私に捧げるように尻をせり上げる。
胸がずきりとした。
心がとらわれているのは私の方ではないのか。
檻に入れて、生涯飼い続けたいと思うときもあるけれどそうもいかない。
小説のように、人生はあまくない。
足を開かて、背中で両手を組ませる。
何もしない。
ただ見る。
見られることに反応し始める。
よく見せてごらん。。。
ああと鳴いて、両手を尻にあて、自分で外側に開いて私の目に晒す。
しばらくその姿勢でいさせると、体が震えだし、やっと聞きとれる声で、「ごしゅじんsさま‥‥」と啼いた。
飼い主の色に染められる奴隷
私の色に染めあげてしまいたい。
すべてを自由にしたい。
姿勢を許し、私は服を脱いで湯に浸かった。
チェーンを持ったまま湯につかり、洗いたての体を、様々なポーズをとらせて時間を過ごした。
ポーズをとらせながら、誓いの言葉を繰り返させた。
「ご主人様に身も心も捧げます」
「美雨はご主人様の奴隷です」
「美雨の体はご主人様のものです」
何度でも、聞きたかった。
繋がれて飼い主の体を洗う
湯からると、私の体を洗わせた。
膝立ちで甲斐甲斐しいしく洗う仕草に泣きそうになり、抱きしめて、胸に顔をうずめさせた。
私の体に腕を廻し、頬をすりよせ、あまえた。
主と従の、心と心が、紡ぎあう。
愛しく、そして哀しかった。
風呂から上がり、私の体を拭く。
バスタオルを肩からかけた私の足下に正座し、自分の体を拭いた。
四つん這いにさせて、首輪を曳いて部屋に戻った。
繋がれてメスの化粧
化粧をさせる。
化粧台の前に座り、首輪で繋がれながら、化粧をした。
私はその後ろで、腕を組んで、チェーンでつながれ、鏡に写る私の奴隷をじっと見ていた。
薄化粧がいい。
首筋に香水をかける。
美雨はこの1年でまた、きれいになった。
首輪を外し、後ろ手に厳しく縛り、胸の上下に縄を廻す。
私は石鹸と香水の奴隷をいつまでも抱いた。
私の腕の中で何度も果てた。
それでも私は挑むように抱き続けた。
ご主人様と何度も言わせた。
責めるのではなく、その日は、ただ、抱いていたかった。
縛られた体をよじり、喘ぎ、私を受け入れ、最後に涙を流した。
涙を見ながら私は果てた。
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