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M女調教日記 SM主従関係

調教しない日  ご主人様と奴隷の主従関係の距離

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ずいぶん昔。

ある休日、朝、その女(ひと)の部屋に行った。

Rちゃんとしておく。

 

Rちゃんも私も働いていて、会うのは久しぶりだった。

鍵を開ける。

Rちゃんは一人暮らしだった。

ふだんは連絡してから行った。

玄関前でお座りさせて、私を待たせた。

 

そのときは、連絡しなかった。

私ははRちゃんの飼い主だから、合鍵を持っていた。

 

玄関でお座り

 

玄関を入ると、がさごそと音がして、Rちゃんがでてきた。

いつものパジャマ。

赤い首輪をつけていた。

部屋にいる時は常につけておくようにさせていた。

飼われているという自覚のための、躾けだ。

 

驚いたような表情をしながらも、いつものように、私の前でお座りした。

足を可愛くそろえ、両手を床につけて上向いて私を見たのは、躾けたとおりだった。

 

目を反らさないのも決まりだから、上目遣いになる。

ちょこんとした感じが、いつもかわいい。

きょとんとした瞳はこの子の魅力だ。

それでも少しずつ大人びてきていた。

 

調教され飼育され、Rちゃんは、女の色と控えめな受け身の女のはかなさを、Mらしい雰囲気を醸しだすようになっていた。

下駄箱の上に置いてあるチェーンを首輪にかける。

Rちゃんは、静かに四つん這いになった。

 

普通の女の子

 

私にチェーンで曳かれ、四つん這いで部屋に向かう。

柄のカーテン。

布団。

コーヒーカップ。

ピンクを基調にした女の子の部屋。

 

テレビがついていた。

起きぬけだったのだろう。

カップにコーヒーが注がれてある。

朝ごはんは? ときくと、すみました、と答えた。

チェーンを外して、コーヒーを入れてくれるように頼み、こたつでしばらく話した。

 

私もRちゃんも忙しく、会う機会がなかった。

Rちゃんは生理だった。

体をいたわらなければならないから、リアルな調教はしない。

それでも主従関係は変わらない。

Rちゃんは私に飼われていて、所有されていた。

 

私が孤独に耐えられないときは、飼い主としての自分を少しゆるめた。

そんな時、Rちゃんを、年の離れた恋人のように接した。

Rちゃんはその時だけ、それに呼応し、あまえ、かわいく隣りにいた。

それでも主従であることに変わりはなく、その距離感の微妙な変化が私は好きだった。

いや、距離感によって変化するRちゃんの仕草や表情から感じる心の揺れ動きが好きだったのだろう。。。

 

その時、Rちゃんは、Mの被虐の悦びとは別の顔になった。

社会で見せるであろう笑顔になった。

子供のようなえくぼを、いつも見ていた。

 

普段の飼う、飼われている、支配する、される、ご主人様と奴隷の関係と違うニュアンス。。。

お互い少したどたどしく、なんとなく気恥ずかしく、新鮮でもあった。

 

仕草が大人びてきたRちゃんは、それでもあどけなさを残していた。

その二つが同居していた。

もともとかわいい子だったけど、Mとしての色気がでてきていた。

受け身の女が持つ健気さとはかなさがあった。

大人の女に変化するはざまの、女としての魅力のすべてが、そのとき私のものだった。

 

M女は不思議だ。

調教すると必ずきれいになる。

派手ではない、静かな色香が漂ってくる。

はかなく、せつなく、妖艶で、それでいて哀しくさえある。

 

女の体になりつつあった。

私に飼われることで野良ではなくなったからか。

心と体を主に捧げることで平安を得たからか。

M性を開放できたからか。

女の深い悦びを知ったからか。。。

 

Rちゃんは私がくるのではないかと思ったと言った。

だからでかけずに部屋にいたのか。

「私、生理です」

私はうなづいてこっちにくるように促した。

横抱きにしたり、お姫様抱っこして体をゆすりながら、テレビを見たりネットをしたりした。

コーヒーをおかわりした。

 

Rちゃんは私の胸に額をつけたり、肩に頭をあずけたりして静かに寄りそってきた。

私にあまえてきた。

そうして仕事の話や、職場の人間関係の難しさを話した。

私は黙って聞いていた。

命のこととか、宇宙のこととか、私の大好きな話もした。

Rちゃんは、真剣にいつも聞いていた。

いつもと違う日常のRちゃんの荷や苦や孤独と向き合うとき、社会で見せる表情を見るとき、少しだけ遠い存在のように思え、心が震えたものだ。。。

 

主従関係恋愛

 

Rちゃんは私にいろんな面影を見ていた。

 

ご主人様。

年の離れた恋人。

お兄さん。

年上の頼れる男。。。。。

男としてのすべての面影を私に求めていた。

私の奴隷になって、私は心の状態がそのとき不思議にわかった。

 

私は無理に合わせることはしなかった。

Rちゃんもそれを求めなかった。

ただ自然にふるまい、だから疲れなかった。

 

どんな面影を抱こうとも、前提にはご主人様の私と、奴隷のRちゃんがいた。

 

さりげなさを装い、指を口の前にだしてみた。

Rちゃんは一度私を見て、目を閉じて口に含んだ。

従順にねっとりと舌を絡めた。

私は、Rちゃんの柔らかい茶色い髪を梳きながら、自分のことより、Rちゃんの将来を心配ばかりした。

 

私の首に廻した腕をほどき、背中で組ませて、片手でがっちり掴んだ。

Rちゃんは指を含み続けた。

指を曲げると、服従を示すために舌でそれに呼応した。

ぷくっとした唇に指を這わした。

Rちゃんは少し口を開き、静かに目を閉じて、されるままにした。

 

頬を手の甲でさすると、ゆったりと私に体をあずけて体の力を抜いた。

 

瞬きが多くなった。

少し眠るか? と聞くと、小さな女の子のようにこくんとうなずいた。

ベッドに行くかと聞くと、このままがいい。。。

ゆりかごのように体を揺らした。

 

この子のいつもは、社会の中にある。

私といないときは、ひとりぼっちだ。

 

街の灯りを遠くに眺めながら、部屋に向かう。

途中の家の団らんの灯りを、横目でそっと見て、俯いて部屋に戻るのだろう。

疲れて帰ってきて、ひとりでご飯を食べて、壁の模様をぼんやり眺めるのだろう。

この子の孤独の魂を感じるのは、私の魂が孤独だからだろうか。

宇宙の中で、二人だけだった。

 

少し目を開けたから、眠るまで見ているから、少し寝なさいと言うと、はい、ご主人様。。。

 

睫毛が揺れていた。

じっと見ていると、愛しくなって瞬きすると涙がRちゃんの頬に落ちた。

Rちゃんの肩が震えだした。

 

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