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調教セッション

SMと調教と 奴隷の自分といつもの自分と人生と 繰り返す命と

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まっすぐで、どこまでも無邪気な女の子だった。

もう昔のことだ。

はじめて部屋は、本がいっぱいで、散らかっていて、この部屋でひとりぼっちで生きてきたとわかった。

吐く息が、落ちて流れて忘れさせてくれると思えるほど白かった。

空は違ったけど、雪がしゃんしゃんと落ちていて、いろんなことを洗い流してくれるような気がした。

 

心の変化が表情にでる。

穢れていないからだ。

俺が忘れかけていたものだ。

おままごとのような関係性からはじまった。

それでも真剣で、純粋で、雪のように白い。

辛い命令に、かわいく従うとき、困ったような顔をした。

 

真剣にぶつかってきた無邪気な女の子

 

北国は雪が結晶のまま落ちてくる。

その子はそれを手の平に受けて見せてくれた。

しんしんと雪が降りつもり、街頭の灯りがそれを見せてくれた。

大人になろうとしていただけだ。

俺とのことはほんのささいなことだ。

わだかまりがあったね、だけど、完全なんてない。

俺はいい歳だからわかったけれど、まっすぐなその子はそのことに迷い、傷つけた。

生きてりゃいろんなことがある。

そういうのをひとつずつ学んでクリアしていくのが人生なのかもしれない。

 

Mだった。

だけどMの時間を少し経験して、ノーマルで大切な相手とちゃんとできる。

それは俺が完全に保証するし、おかしな相手に振り回されることはないこともわかるから、心配はしていない。

 

いろんな人間がいる。

理想通りの自分でいられないときもある。

神様じゃないからそんなの当たり前だ。

それでも、必死に勉強していて、俺とのMの時間も作ろうとした。

どこかで、一時のことだとわかっていて、そのことに哀しんでいた。

 

首輪を送ると、首につけた写メを送ってきた。

幼い女の子で、どこかでそっと離れていけないといけないんだと思うと辛かった。

ただ凌辱するとかそんなのが主従じゃない。

主と奴隷の関係は簡単なものかない。

委ねること、そのことに安堵して、そこから自分でいろんなことを思い考えるのがご主人様と奴隷の関係性だ。

堕ちるのではなく、開放がSMだ。

 

敬語を使わなかったのがかわいらしかった。

なにかをいうと、うんと、こくんて頷いた。

そのときのすべてをさしだした。

裸にさせて命令すると、目を開いて困ったような驚いたような表情をした。

はじめて会って、唇を合わせた時も全く同じ表情をした。

そんなところがいいなっていつも思っていた。

鞭に耐えた。

股縄に被虐を感じた。

 

開放と卒業

 

いつまでもこんなことしていられないと言った時、それでいいと思った。

自分の人生をちゃんとしようとしていたから言える言葉だった。

俺が叱ったとき、マフラーをまいて外にでて泣いていた。。。

明日を選んだことは正解で、俺とのことは通り過ぎていく過去の経験で、思いでにすればいい。

 

駅で、リュックを揺らしながら走ってきた。

荷物を送ると、きちんと手紙を書いて送ってくれた。

カラオケで、老人ホームに慰問で行ったとき踊ったやつをいきなり踊って俺に見せてくれた。

調教の後、いきなりお腹すいたって、シチューを温めて、うれしそうに食べた。

ひとりで頑張ってきたんだなあってわかって、頑張ることができるとわかって、ほっとした。

お好み焼きを作りながら、いろんな話をしたとき、今は孤独じゃないって、ぬくもりを感じた。

忘れちゃっていたものだった。

温かくて、かわいくて、だから所有したくて、いじめたくて、かわいがりたかった。

ほんとうの話を、日常では言えないことを控えめに、俺の反応を確かめながら話した。

ちゃんと聞くとうれしそうにして、ある程度で話をやめたのは、相手への思いやりだ。

部屋に入るときちゃんと靴を直した。

 

そんな女の子が俺の奴隷だった。

足を開かせて、猿轡でバイブで泣かせて、ごめんなさいと、もうしませんと繰り返した。

そんな自分がいいと思い、いけないとも思っていた。

奴隷として向き合ってくれて、という手紙には、頑張ること、もうこのサイトなどみないこと、いろいろあったけど経験させてもらって感謝していることなど、丸い女の子の字で書いてあった。

 

あまいとか、優しすぎるとかメールが年に1回くらいくる。

SMってそんなもんじゃないって。

出会いサイトで知り合った、嗜好の合わない相手に数回縛られただけでなんちゃってSMで、SMのことなんかわからねえ!

経験もしたことないのに主従のことなんかわかるわけない。

だから勇気をだして一歩踏みだしたらいい。

 

疲れて、体がきつくて、風呂の中でぐったりしていた。

夜中まで話し、俺が寝ちゃって、その子はきちんと服を整えて、「ごしゅじんさまあ」って起こしてくれた。

俺に見せるのと違う表情で、きりっとしていて、そのほうがこの子のほんとうだと思った。

Mの自分は一時のもので、それを乗り越える(もう乗り越えている)感じがあって、俺はなんにもできないと思った。

 

体調がすぐれないとき、調教しないで毛布にくるまったさやかにインドのことや命の話をした。

目をつぶってヨーガのセッションの真似事をした。

「目を閉じて 力を抜いて、宇宙にすべてを委ねなさい もう完ぺきな強さと優しさと平安がある それは生まれた時からある 忙しいからちょっと忘れちゃっただけだ 愛はすべての人の中に完全な形でそこにすでにある それを見ていないだけだ 多くの人がそれを忘れ 違う道を歩く それでも その人は 道をひとつ間違えただけで あの人はどうだとかジャッジなど誰にもできない 俺はそういうことを学ぶために今ここにいると信じられるから 辛くても大丈夫だ だから お前も大丈夫だよ」

純粋だから、泣き虫だから、まなじりから涙が耳のほうに流れた。

爽やかな花のようだった。

多少のことはあったけど、そんなその子が愛しくて、かわいくてかわいくて。。。

そう思っていた男が世界にひとりはいたということを忘れないでほしい。

雪の結晶を見る優しい瞳を忘れないでほしい。

 

今、頑張っているなら(頑張り屋さんだから)それでいい。

だけど、たまに女性として、これから出会う相手に少しだけさみしさや弱さを見せてもいいんだよって、言いたい。

すべては愛のための学びだと思うから。

頑張って頑張って、羽ばたいて、疲れたら休んでいい。

そしてまた、もう一回大きく飛べばいい。。。

 

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