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かなみ

優しいSM 主従関係恋愛 そしてお別れ

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ご飯をちゃんと食べていますか、といつも心配してくれた人がいた。

 

調教日記を書くほど、奴隷志願はこなくなる。

もうそれでいい。

わかる人はわかるだろうから。

ほんとの女性だけ、運命の出会いが、いつか自分にもあるかもしれないから。

 

かなみは確かにMだけど、それ以上に、人としてちゃんとできる女だ。

一時悩んだとしても、大人の女として自分のしあわせをちゃんと見つけることができる、俺にはそれがわかる。

だけどもたもたしてると、気づかねえうちにばばあになっちまうぞ。。。

 

「ちゃんとご飯食べてますか?」

かなみはいつも、そう言ってくれた。

その言葉は、重かった。

ちゃんと生きているか?

自分を見失っていないか?

大切なものを忘れていないか?

それと同じ意味だ。

いつもそう心配してくれていた。

風邪だったのか、忘れちゃったけれど、具合がよくないとき。

 

その時、スカイプだった。

毛布を持ってこさせて、かなみはそれに包まれた。

 

いつもなら、裸にさせる。

道具でいじめる。

体を検査する。

だけどその日はそれはできなかった。

いつもの元気がなくて、それがさみしくて。

寄り添うことができなくて。

だから、一生懸命話をした。

柔らかい瞳で、ちゃんと聞いていた。

 

前に少し書いたかもしれない。

俺は、得意のインドの話をした。

鳥の家族の話をした。

かなみは弱い視線で、幼い子供のように、聞いてくれた。

親猫に子猫がすべてを委ねるようだった。

俺への信頼を感じ、とてもうれしかった。

その時、かわいくて、かわいくて。。。

 

インドの物語

 

インドに、昔、ある修行者がいた。

修行者は、食べ物がなくて、森の奥で小さなあかりをみつけた。

修行者は小さく入り口のドアを叩いた。

そうすると、小さな、鳥のお父さんがでてきた。

修行者は自分の窮状を告げ、一晩止めてほしい、一食の施しをしてほしいと願った。

インドでは、自分より困っている人に施しをすることを、ステキなことだとする習わしがある。

それは今でもある。

鳥のお父さんは、修行者を家の中に入れた。

だけど、食べ物は何もなかった。

鳥のお父さんは言った。

「私たちは貧しくて、あなたにできることはありません。だけど、ひとつだけできることがあります」

鳥のお父さんはそういうと、火の中に自分で飛び込んだ、そして言った。

「小さな体ですが、どうぞ私を食べてください。あたなは、そうして多くの人を救ってください」

修行者は驚き、何もできなかった。

そうすると、鳥のお母さんが言った。

「夫に寄り添うのが私の務めです。私たちをどうか食べてください」

鳥のお母さんも、火の中に飛び込んだ。

修行者は泣き叫んだ。

そして、子供の鳥も火の中に飛び込もうとするのを止めた。

「こんな私のために」と修行者は嘆いた。

数年後、きれいな鳥が美しく鳴いていた。

木陰で瞑想する修行者がいた。

修行者は、子供の鳥を自分の子として育て上げた。

鳥は大きく育ち、子供を産んだ。

あるとき、子供に与える餌がなかった。

子供たちは命が絶えようとしていた。

修行者は鳥が止めるのも聞かずに、木に登り、落ちた。

そして言った。

「お前たちの両親は私のために命を捨ててくれた。私は同じことをする。

私の肉を食べ、お前たちは生きなさい。羽根を広げて、大きく空に向かって飛びなさい」

鳥は言った。

「私にはそんなことはできません。父と母がそれで喜ぶとも思えません。あなたを食べないことが私たちにできることです」

息も絶え絶えに、年老いた修行者は言った。

「そうではない。お前たちは私を食べ、大空を舞うことで、猿やアリたちに命を教えなさい。私の体はお前たちのお父さんとお母さんを食べたことで、ここまで生きながらえることができた。今その時が来た。お前たちが私を食べなさい」

鳥は修行者を食べることがどうしてもできなかった。

だから火にかけて、祈りの唄を唄った。

それは森にこだました。

トラもウサギも猿もアリも、その声を聞いていた。

 

 

「眠くないか?」と聞くと、眠い。

じゃあ寝な、というと、まだ寝たくない。。。

つぶらで、弱い視線。

俺はその時、この子の飼い主だったし、この子は俺に自分を委ねようとしていた。

そのことで安らぎを感じ、次に進もうとしていた。

 

祈ってあげるから大丈夫だと俺は言ったと思う。

大好きだぞって、そのとき、俺はちゃんと伝えた。

俺がいる。

それ以上いろいろいうと、かなみは泣くから、どうしたいと聞いた。

あごを毛布にあてて、目をつむって、「自慰したい」。。。

 

その日は遠いから調教できないから。

その時、かなみの言葉は、俺にとって、上に舞い上がり、星になった。

星たちは、その輝きで、多くの孤独の魂を照らす。

孤独の魂は、もう自分以外にそう思う人をなくそうと、誰かのために何かをしようと、必死に自分以外の命に、勇気と元気を与えようとする。

 

「見ていてあげるから、しなさい」

かなみを見ている俺は、鼻汁がぐじゅぐじゅで、みっともないったらなかった。

股縄で寝たい、というからそうさせた。

眠るまで、ステキな夢を見るまで、見ているからな、というと、安らいで、うとうとして、そして寝た。

 

頑張っているというか、自分らしく生きていると、大丈夫だよって、俺ではなく、風が教えてくれる。

それはお前の優しさだからで、ほんとうはみんなそれをわかっている。

Mの自分を振り切って、大人の恋をして、かわいいお母さんになるのだろう。

結婚式の時は、俺は正式に出席はできないから、棕櫚の木の陰から、そっとみて祝福しようと自分で決めている。

結婚しますって、幸せになりますって、メールがいつかくるだろうから。

俺はその時、泣くと見えなくなっちゃうから、泣かないで、目に焼き付けると決めている。

 

頭のいい子だから、そんなことはないけれど、おかしな相手だったら、いじめるやつがいたら、昔妹にそうしたように俺は飛んでいく、そして守りたい。

 

いっしょにいたら、どんな相手でも愛することはできるようになる。

相手の良さをわかることができる女だから。

その若さで、おおらかさがあるんだから、気立てがいいんだから、今の自分をもう超えていい。

M性なんて、若気の至りとして思いでになる。

そんなことじゃなく、こうと思った相手にぶつかり、守ってもらえ。

大人の女になって、かわいいお母さんになることがわかるから、お別れしたので、そういうことを、ちゃんとわかる人だから。

俺は相変わらず、くすぶっているけれど、この年になり、自分と向き合えるように少しなった。

お父さんやお母さんや、友達や、みんながあなたを大好きだ。

それはあなたがみんなを愛しているからだ。

まっすぐで、きれいな気持ちで相手を見ているからだ。

だからすてきで、そんなお前を大切にしてくれる相手はいつか現れる。

ひまわりのように、太陽の命を感じて、辛くても明るく生きているからだ。

 

大事なのはそこで、SMなんてそのつぎのものだ。

それでもわだかまりがあるのなら、奴隷にはしないけど、それで心が収まるなら

俺がそのときだけ、約束を破り調教してやる。

 

しあわせになれる相手にぶつかっていけ。

こんなサイト、もう読まねえかもしれないけれど。

 

 

-かなみ

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