縛られたい 奴隷になりたい 首輪をされたい 調教されたい M女のためのサイト

あまいSM せつないSM 

ちえ

調教されたい願望

投稿日:

 

少し怪我をして、仕事を休んでいた。

瞑想も奇跡のコースを読む気にもなれない。

部屋の掃除をする気も、張りもない。

弁当を買いに外にでる。

 

小学校あがる前くらいの女の子が、なぜか私についてきた。

小さな体は命がはじけるようだった。

どこまでもきれいな黒目で見上げるように、何も恐れず、生まれたままの自然な瞳で私を見上げた。

 

お母さんがきて、ごめんなさいと言って、ほほ笑んだ。

ちえと似ていた。

 

いろんな自分を同時進行している女性

 

かわいらしいお母さんがレジに並んで、私はその後ろにいた。

女の子はなんだか私が気になるようだった。

お金を払い、外にでると、親子が歩いていた。

女の子が、ばいばいと手を振って、お母さんは会釈をした。

私も小さく会釈をした。

 

女の子はぴょんぴょんと飛び跳ねて、若いお母さんは見守るようにその仕草をただ見ていた。

温かい、柔らかい、やさしい表情にずきりとした。

温もりがあった。

ちえも同じ表情をしていたと、懐かしくしみじみした。

 

お母さん、主婦、妻、そして女。。。

いろんな自分を持っていて、忙しく、一生懸命生きている眼だ。

自信がない中で、もっと違う生き方もあるのではと少しだけ逡巡しながらも、ふつうの幸せを精一杯追いかけていて、太陽がそれを照らしていた。

だから少し淋しげだったけど、真剣であること、地に足をついて暮らしているのを感じて、どしんとしていた。

 

飼われ 管理される安らぎ 自分を見てほしいという孤独

 

どっこい生きようと、小さな体で、どっこい生きようとしていた。

それは今でも変わらないだろうし、変わらないでいてほしいと、願う。

 

どうしているかな。。。

たまには思いだしてくれるのかな。。。

 

なんにでも、ひたむきで、向きになって正面からぶつかって生きていた。

それは飼い主だからわかっていた。

流されているのではない。

流れに逆らわないだけだ。

それを受け止めて、それでも、それでいいのかと悩み、もがきながら、だけど、純粋なままで生きていた。

知り合い、けして長くはない時間を私に管理され、調教され、そのことで平安を、よりどころを求めようとしてくれた。

まっすぐな瞳は一点を定めるとぶれることはなかった。

 

調教の後、ただ後ろ手でいて、なにもしないのに、しばらくすると小さく喘いだ。

健気にそれを飼い主に捧げるように見せた。

みせながら、Mとして開放しようとした。

細やかな、静かな、止まったかと思える時間だった。

恥ずかしがった姿勢を求めるようになり、華奢でのびやかな体は色づいていた。

 

奴隷の時間は、健気に、私に、清いままの自分を捧げようとしていた。

さらさらと爽やかに感じたのは、ふだんが一生懸命だからだ。

 

明日になれば、別の顔の自分で頑張らなければならない。

明るく、楽しく、辛くてもそうするしかないから、ひとときのMの時間を大切にしようとしていた。

だからSとして、男として、真剣に向き合わなければならなかったし、Sの部分と、もうひとつ、ふたつの感情が自分に芽生えたことに驚いた。

あの時、俺は恋をしていた。

はかない、風にすぐ飛ばされそうな恋だったけれど。

秋だった。。。

 

調教で変化する心と体

 

中途半端な表情だけど、芯がある。

私にだけ見せる、控えめな女らしさと、わずかな女の子が残る仕草と表情。

向きになって生きてきた瞳。

レールに乗った地道な生活を、感性の豊かさから、女だから、いいのかなって不安もあったのだろう。

人の気持ちがわかるから、両親や周囲の期待に沿うようにいつのまにかしてきた。

それが幸せだとわかっていながら、どこか、穴が開いたような感覚に戸惑っていた。

だから、夜、寝静まってからのわずかな時間、奴隷になった。

ちゃんと自分と向き合いながら、奴隷として体を差しだした。

自分の心と向き合おうとしていたし、私の孤独も共有しようともがいていた。

 

哀しい感じがいつもした。

M女ははかなげで、調教すると哀愁があるけれど、ちえはほのぼのとした温かい哀しみを感じた。

団らんをいつも連想した。

忘れようとしたものだ。

しこりのような固い部分が、ほぐされる気がして、はっとなったのを覚えている。

 

後ろ手で横すわりした姿は人魚のようだった。

はにかんだような、あまえるような、唇をそっと結んで自分を投げだすような潔さがあった。

恥ずかしがりながら命令に従い、妖艶になり、またはにかんだ。

その変化は私しか知らないし、ちえのほんとは私しかしらない。

 

SMのプレイだけ求める人はほんとのよさをたぶんわかっていない。

心の揺れ動きを共有することだし、同時に体の反応もふつうのセックスでは得られない大きなものがある。

私のことを思ってくれた。

心配してくれた。

 

ひとりでいたらいけない、私はいつもそばにいれない、そういつも悩んでくれた。

こっちも同じだった。

 

だからお互い、前を向くための決心だった。

風は優しくふいてほしい。

はやく暖かくなれ。

幸せのために歩いていこう。

 

自慰を管理して、股縄で時に過ごさせて、許可を求めさせてから解放することを躾けた。

調教しているとき、どうしていいかわからない表情が、女らしいそれになった。

 

きれいなお母さんを町でみかけると、どうしているかなと思う時がある。

-ちえ

Copyright© あまいSM せつないSM  , 2018 All Rights Reserved.